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ハワイ火山国立公園 概要

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名称ハワイのハレマウマウ火口
ハワイ火山国立公園
Hawaii Volcanoes National Park
種別自然遺産 / (viii) 
(viii)地球の歴史(生命進化,地形形成etc)の顕著な例である。
1987年
アメリカ合衆国
(首都:ワシントン 言語:英語 通貨:米ドル 独立年月日:-)
場所
(地図)
緯度:19.40  経度:-155.12
関連
動画
ハワイ島②(2024-01-12)
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サイトUNESCOの公式サイト
概要

ハワイ火山国立公園の概要

ハワイ火山国立公園(英語名:Hawaii Volcanoes National Park)はハワイ島の東部のヒロ国際空港から約50kmの位置にある国立公園で、世界遺産にも登録されています。 ハワイ火山国立公園には、いくつかの活火山があります。 特に、マウナロア山・キラウエア山は、活発に活動している活火山です。

・マウナロア山(標高4190m)

マウナロア山はハワイ島にあり、山頂に大きなカルデラがある活火山です。 マウナロアは、ハワイ語で「長い山」という意味です。 その名のとおり、のっぺりと広範囲に広がる山です。 そして、海底部を含めると、地球上で最大の体積を誇る火山です。

・キラウエア山(標高1250m)

キラウエア山はハワイ島にある活火山です。 キラウエアは「噴き出す」という意味です。 その名のとおり、現在進行形で、噴火を繰り返しています。 山頂には「ハレマウマウ」と呼ばれる直径1kmの火口があります。 ハレマウマウ火口は、ハワイの神話にもでてくる場所で、女神ペレホヌアが同火口に住居を作るとされています。 ハレマウマウ火口は、迫力があり人気の観光地でもあります。 また、キラウェア山には、「プウ・オオ」と呼ばれる火口もあります。 その他、以前は「オーバールック」と呼ばれる火口がありましたが、2018年の噴火で無くなりました。

このように、ハワイ火山国立公園では、火山爆発および溶岩流により、絶えず地形が変わっています。 ハワイ火山国立公園の活火山はアクセスしやすい場所にあり、かつ、活発に活動していることから、地質学の観点で、観測対象となっています。

ハワイ火山国立公園のみどころ・観光

ハワイ火山国立公園は、観光可能です。 キラウエア山を観光する場合は、キラウエア・ビジター・センターが観光の拠点となり、ここから現地ツアーなどがでています。 キラウエア・ビジター・センターでは、噴火の情報なども確認できるので、観光前に訪れましょう。 なお、ハワイ火山国立公園で観光できる場所は、溶岩が固まったゴツゴツとした、少し歩きにくい地形となっています。 このため、歩きやすい靴(スニーカーなど)や長ズボンで訪問しましょう。

ハワイ火山国立公園の保護

1916年に国立公園に指定されて以来、計画的に同エリアは管理、保護されてきました。

ハワイ火山国立公園の世界遺産登録

1987年に、ハワイ火山国立公園は世界遺産(種類:自然(viii))に登録されました。 登録にあたっては、以下の点が評価されました。

基準(viii)地球の歴史(生命進化,地形形成etc)の顕著な例である。 進行中の火山プロセスが観測できる点を評価されました。 この点は、世界遺産登録基準「(viii)地球の歴史(生命進化,地形形成etc)の顕著な例である」を満たしています。


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