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世界遺産には、鉱山とその町が登録されている例があります。鉱石や宝石好きのみならず、いずれの物件も興味深いので紹介したいと思います。日本の鉱山関連の世界遺産は2006年12月現在、残念ながら登録されていませんが、島根県の石見銀山が世界遺産登録を申請中です!
鉱山の世界遺産を分類すると、①現在も鉱石の採掘が行われている物件、②採掘はされていないが町は存続している物件、③採掘もされず町も捨てられゴーストタウンになっている物件に分かれます。③のゴーストタウンの例としては、2005年に世界遺産に登録されたチリのハンバーストーンが挙げられます。石見銀山は、採掘はされていないが町は存続しているので、②に分類されるでしょう。
また、鉱山の側に鉱山街が形成されるという特徴から、立地条件が特殊な場合が多いです。例えば、ボリビアのポトシは、富士山山頂より高い場所に位置する都市で、なんと標高4000mの場所にあります。空気うすそー!
一方、その歴史をひもとくと、いくつかの物件は、ヨーロッパ列強の植民都市として発展しています。その典型的なパターンとしては、南米などに進出したスペイン人が、金脈や銀脈を発見し、そこに街をつくって採掘場および精錬工場をつくるというパターンです。先例のポトシやメキシコのグアナファト、などがその例に挙げられます。
| 名称 | 国 | 説明 | 詳細 |
|---|---|---|---|
| 古都グアナファトと近隣の鉱山群 | メキシコ | スペインが開発した銀山 | 概要 衛星写真 |
| ポトシ市街 | ボリビア | スペインが開発した銀山。標高4000mに位置する | 概要 衛星写真 |
| ヴィエリチカ岩塩坑 | ポーランド | 岩塩坑の中には教会あり! | 概要 衛星写真 |
| レーロース | ノルウェー | 1644年から1977年まで採掘された銅鉱山 | 概要 衛星写真 |
| ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場 | チリ | 硝酸ナトリウムを採掘。現在はゴーストタウン | 概要 衛星写真 |
| ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラー | ドイツ | ランメルスベルクは、1000年もの間、採掘された鉱山。 | 概要 衛星写真 |
| バンスカー・シュティアヴニツァ | スロバキア | 12世紀~18世紀にかけて栄えた鉱山都市 | 概要 衛星写真 |